2015年2月7日土曜日

塔の家

先日母校で卒業設計課題研究発表会があり、審査員として出席してきました。
生徒たちの作品は、年々思いを込めた力作が増えてきて、OBとしては大変うれしいです。
私が当時取り組んでからは、大分年月が過ぎてしまいましたが、思い出して比較するだけでも力量等々、恥ずかしくなります・・・
今回そんな作品のなかでも模型の「塔の家」は、インパクトがあり、がんばりに感心しました。
塔の家は、建築関係の人であれば知っているほど、建築史に残る住宅建築です。
 

左が生徒たちの作品、モルタルで製作したスケール1/10の「塔の家」。
右が実物の「塔の家」。写真はウィキペディアより。
どうですか、この完成度!
まず、やろうと思った発想がいいです。内部は階段等まで詳細に造ってありました。
型枠はアクリル板でつくり、モルタルがしっかり充填されるようにし、壁厚が薄いために、セパレーターをサンダーでカットしたりと工夫したそうです。
配筋もしっかりされています(笑)
完成するまでには、何回も割れたりしてめげたらしいです。
だけど、やり遂げました。
他の作品もレベルが高く、生徒たちの熱意が伝わる作品でした。
こうなってくると来年も楽しみです。

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